SpaceXが描く宇宙AIインフラの全貌
〜財務データと技術アーキテクチャから日本企業の参入機会を読む〜
ライブ配信/アーカイブ配信(2週間、何度でもご視聴可)
【Starlink・Starship・半導体テラファブの垂直統合戦略】


■重点講義内容■

SpaceXは現在、半導体製造(Terafab)・衛星通信(Starlink)・宇宙輸送(Starship)の3事業を垂
直統合し、軌道上にAIデータセンターを展開する構想を具体化しつつある。2025年に開示された
Nasdaq上場SPC「SPCX」の目論見書・財務諸表によれば、売上高186億7,000万ドルのうち、Starlink
が113億9,000万ドルを占め、EBITDAマージン63%という高収益構造を示している。一方でStarship開
発に年間30億ドル超を投じており、宇宙インフラへの大規模再投資が続いている。
本セミナーでは、この財務構造の実態と「軌道上AIデータセンター」の技術アーキテクチャを読み解
いたうえで、日本企業がどの領域で参入余地を持つかを具体的に論じる。

第1部:SpaceXを支える3つの事業の柱と垂直統合
 ●Terafab(AI半導体製造):自社半導体製造プロセスの囲い込み(Intel 14Aノードの採用)と、
  宇宙専用放射線硬化プロセッサ「D3」の役割。
 ●Starlink(通信):単なるプロバイダ(ISP)から、低遅延光レーザーメッシュによる
  「地球規模のエッジ演算・ルーティング層」への拡張。
 ●Starship(物流):打ち上げコストを183ドル/kg (地上データセンターの構築コスト比で圧倒
的安価)に下げることで実現する、
  重質量サーバーラックの宇宙デプロイの経済学。

第2部:SpaceXの目論見書初版の分析。Nasdaq上場SPCXの財務諸表
 ●2025年度売上高186億7,000万ドル、純損失・累積赤字のファクト分析。
 ●Starlink当初の収益源。売上高113億9,000万ドル、営業利益44億2,000万ドル(EBITDAマージ
ン63%)。
 ●宇宙ロケット事業のR&D投資:打ち上げ部門の営業赤字と、莫大なStarship開発コスト(年間30
億ドル超)の負担。
 ●第一号顧客AnthropicがSpaceXに支払う月額12億5,000万ドル(年間150億ドル)のコンピュート
容量契約。

第3部:軌道上AIデータセンターの技術的アーキテクチャ
 ●「AI Sat Mini」(100万基データセンター構想)の詳細(現在判明したもの)。
 ●軌道上のエネルギー的優位性:地上比5倍のソーラー強度(大気減衰がない)、夜(日陰)が短
い(LEOでは45分)ため、
  地上より少ないパネルとバッテリーで効率的に電力を賄える点。
 ●「D3プロセッサ」による宇宙用エッジ推論:放射線耐性と極限の熱サイクル(+120℃〜-250℃)
を克服する仕様。

第4部:日本企業の参画余地
 ●Intel 14Aノードによる「D3プロセッサ」製造を実質的に支配する、東京エレクトロン(TEL)の
コータ・デベロッパ
 ●1.4nm世代の宇宙専用マスクの「バグ(不良)」を検知する、レーザーテックのHigh-NA EUVマス
ク検査装置
 ●宇宙投入・自動運転の「故障率ゼロ」を担保する、アドバンテストの超高速SoC・メモリテスタ
 ●「D3プロセッサ」用のパッケージング&放射線硬化(Rad-Hard)設計特許
 ●AI Sat Mini用のパワー半導体、瞬停対策の特殊なUPS(直流変電)
 ●過酷な充放電サイクルを支える宇宙用コンステレーション電池モジュール
  (GSユアサなどの宇宙用大容量セル(LSEシリーズなど))
 ●極限の真空排熱(輻射冷却)を支える「インフレータブル(展開・自己硬化式)超軽量放熱ラジ
エーター構造」
 ●LEO(低軌道)の過酷な充放電に耐える「宇宙コンステレーション用COTSベース大容量バッテリ
ーモジュール」

【質疑応答】

■講 師:
株式会社インフラコモンズ 代表取締役 今泉 大輔(いまいずみ だいすけ) 氏
インフラコモンズ代表。リサーチ歴30年。米シスコシステムズの
コンサルティング部門で7年間、金融・流通・電力・自動車業界の
経営層向けレポートを担当。その後、ネットベンチャーを創業する
など、テクノロジーと経営の両面で実務経験を積む。
近年はロボティクスと自動運転、そしてNVIDIAが提唱する「フィジ
カルAI」を重点テーマにリサーチを展開。北米・中国・欧州の先端
ロボット企業などについて、ChatGPT + Deep ResearchやGemini
Pro + Deep ResearchなどAIの能力をフルに活かす新しいタイプの
調査手法を考案し、毎週数多くの調査結果を公開している。
著書に『電力供給が一番わかる』『再生可能エネルギーが一番わか
る』(技術評論社)。
20年以上にわたり執筆を続ける業務ブログ「ITmediaオルタナティ
ブブログ」では、「経営者が読むNVIDIAのフィジカルAI/ADAS業界
日報」を運用。https://blogs.itmedia.co.jp/serial/
noteでは自動運転等の報告書を販売中。
【報告書/ケーススタディ】経営者が読むNVIDIAのフィジカルAI 業
界日報 by 今泉大輔
https://note.com/chatgptexecutive/


主催者 株式会社新社会システム総合研究所
開催日時 2026年7月10日(金)

10:00~12:00

会 場 オンライン:会場受講はございません


受講料 33,770円
※同一団体より複数ご参加の場合、2人目以降 27,500円
※価格は税込です

事前に、セミナー講師へのご期待、ご要望、ご質問をお受けしております。
可能な限り講義に盛り込んでいただきますので
お申込フォームの質問欄を是非ご活用ください。

■ライブ配信について
<1>Zoomにてライブ配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ視聴用URLとID・PASSを開催前日までに
   お送り致しますので、開催日時にZoomへご参加ください。

■アーカイブ配信について
<1>開催日より3〜5営業日後を目安にVimeoにて配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ収録動画配信のご用意ができ次第、
   視聴用URLをお送り致します。
<3>動画は配信日より2週間、何度でもご都合の良い時間にご視聴頂けます。

※ライブ配信受講者様で、アーカイブ配信もご希望の場合は
 1名につき追加料金11,000円(税込)で承ります。
 ご希望の場合は備考欄に「アーカイブ配信追加受講希望」と記入ください。
 複数名でお申込の際は、アーカイブ配信追加受講者様の各ご芳名を備考欄に
 追記をお願い致します。

問い合わせ先
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東京都港区西新橋2-6-2 ザイマックス西新橋ビル4F
企業/団体名株式会社新社会システム総合研究所
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