どうなるドイツ自動車市場
〜内燃機関への回帰とBEVの行方〜
ライブ配信/アーカイブ配信(2週間、何度でもご視聴可)
【IAAモビリティー2025にみる未来の欧州モビリティー】


■重点講義内容■

ものづくり大国ドイツの屋台骨の一つである自動車産業が、モビリティー転換とトランプ関税の嵐に
揺れている。欧州最大の自動車メーカー・フォルクスワーゲン(VW)の2025年上半期の営業利益は、
前年同期比で32.8%減った。経営陣は2030年までにドイツの従業員数を3万5000人減らし、国内10工
場の内2工場での生産を徐々に停止すると発表した。
痛みを伴うリストラの背景には、中核である国内乗用車部門の営業利益率の低さと、中国でのBEV化
の波に乗り遅れ、VWのマーケットシェアが低下しているという事実がある。VWだけではなく、BMWや
メルセデス・ベンツでも2025年上半期の営業利益が二桁の減少率を記録した。保守政党からは、
「2035年以降内燃機関の新車の販売を禁止する」というEUの決定の撤回を求める声が上がっている。
ドイツでのBEVの比率は3.6%と依然として低いが、回復の兆しはある。2025年9月にミュンヘンで開
催された自動車見本市IAAモビリティーは、中長期的には欧州のモビリティーの中心がBEVになること
と、中国OEMの欧州への強い関心を感じさせた。35年間ドイツに住み、欧州経済について記事や本を
多数発表している元NHKワシントン特派員が、ドイツの自動車市場の最新動向を報告する。

1.ドイツ政府が自動車業界支援のためのサミット会議を開催
2.EUは、2035年の内燃機関の新車販売禁止を変更するか?
3.ミュンヘン自動車見本市IAAモビリティーの主役は中国とBEV
4.欧州に着実に橋頭保を拡大する中国OEMの戦略
5.2025年に欧州でBEVの新規登録台数が回復した理由
6.トランプ関税でドイツ自動車産業の空洞化が進む?
7.質疑応答

■講 師:
在独ジャーナリスト 熊谷 徹(くまがい とおる) 氏
元NHKワシントン特派員。1990年以降はフリージャーナリストとし
てドイツを拠点に、政治、経済、社会に関する記事を発表。主な連
載媒体は日経ビジネス電子版、新潮社フォーサイト、毎日新聞出版
エコノミスト、日刊工業新聞、日経ESG、電気新聞など。著書に
「メルケルはなぜ転向したのか」(日経BP)、「偽りの帝国・VW排
ガス不正事件の闇」(文藝春秋)、「日本の製造業はIoT先進国ド
イツに学べ」(洋泉社)、「ドイツ人はなぜ、年収アップと環境対
策を両立できるのか」、「次に来る日本のエネルギー危機」(青春
出版社)など29冊。「ドイツは過去とどう向き合ってきたか」(高
文研)で2007年度平和・協同ジャーナリズム奨励賞受賞。現在30冊
目を執筆中。
連載中の主なメディア:日経ビジネス 
https://business.nikkei.com/article/person/20130321/245387/
週刊エコノミスト https://weekly-
economist.mainichi.jp/%E8%AB%96%E5%A3%87%E3%83%BB%E8%AB%96%E
8%AA%BF/
新潮社フォーサイト 
https://www.fsight.jp/search/author/%25%E7%86%8A%E8%B0%B7%E5
%BE%B9%25
日経ESG、朝日新聞社 SDGs Action !、ウエッジ、日刊工業新聞、
保険毎日新聞。


主催者 株式会社新社会システム総合研究所
開催日時 2025年12月3日(水)

15:00~17:00

会 場 東京:会場受講はございません


受講料 34,100円
※同一団体より複数ご参加の場合、2人目以降 27,500円
※価格は税込です

事前に、セミナー講師へのご期待、ご要望、ご質問をお受けしております。
可能な限り講義に盛り込んでいただきますので
お申込フォームの質問欄を是非ご活用ください。

■ライブ配信について
<1>Zoomにてライブ配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ視聴用URLとID・PASSを開催前日までに
   お送り致しますので、開催日時にZoomへご参加ください。

■アーカイブ配信について
<1>開催日より3〜5営業日後を目安にVimeoにて配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ収録動画配信のご用意ができ次第、
   視聴用URLをお送り致します。
<3>動画は公開日より2週間、何度でもご都合の良い時間にご視聴頂けます。

※ライブ配信受講者様で、アーカイブ配信もご希望の場合は
 追加料金11,000円(税込)で承ります。
 ご希望の場合は備考欄に「アーカイブ配信追加受講希望」と記入ください。
※複数名でお申込の際は、アーカイブ配信追加受講者様の各ご芳名を備考欄に
 追記をお願い致します。

問い合わせ先
住 所〒105-0003
東京都港区西新橋2-6-2 ザイマックス西新橋ビル4F
企業/団体名株式会社新社会システム総合研究所
担当部署/担当者担当部署:担当者:
TEL/FAXTEL:03-5532-8850FAX:03-5532-8851
Emailinfo@ssk21.co.jp
URLhttps://www.ssk21.co.jp