新規事業ロジカルマネジメントの
実践的基礎講座

会場受講/ライブ配信/アーカイブ配信(2週間、何度でもご視聴可)
新規事業創出を高めるためには、どう評価すればよいのか


■重点講義内容■

「この企画は、自社の強みが活かされてないのでダメだ」は、評価会議の場で多く出る言葉です。も
ちろん、この評価の考え方が正しいという認識のもとに発言していると思いますが、残念ながらこの
考え方は、いつも正しいとは限りません。成長分野にあるテーマなのかどうかも、いつも正しい基準
とは限りません。

この他にも、常識化された評価の考え方がありますが、常識化された評価のロジックが悪意なく新規
事業がつぶれてしまう大きな原因のひとつになっているものと思われます。
先発企業が存在する市場へのニッチ狙いの後発参入なのか、ブルーオーシャンを狙った先行市場参入
なのかは、事業の特性が大きく異なるため評価の考え方も変える必要があります。しかし、事業特性
別に評価の考え方を変えるという評価の全体体系を構築しているような企業はほとんどないと思われ
ます。

また、新規事業のテーマ探索から事業化に至るまでのプロセスにおいては、新規事業の経験が少ない
こともあり体系的な進め方がなされておらず、感覚的、属人的なマネジメントになってしまっている
企業が多いと思われます。
本セミナーは、新規事業評価とプロセスマネジメントの実態と課題を明確にした上で、事業特性を考
慮に入れた評価ロジックと新規事業開発のプロセスに沿った体系的なマネジメントのやり方を中心に
解説するものです。

新規事業評価力とマネジメント力が向上することで、事業化される新規事業が増えていく一助になる
ことを目指した講座となっています。

1.悪意なく新規事業がつぶれてしまう背景
 ・「結局は儲かるかどうか」になってしまう理由
 ・感覚的、属人的なマネジメントになっていないか
 ・テーマ評価の常識に囚われ過ぎている(おかしいことに気づいていない)

2.事業特性分析の重要性と分析方法
 ・あまり意識されていない事業特性分析とは
 ・事業の本質的性質を知ることの重要性
 ・評価者はテーマの本質的性質を考察することが重要
 ・事業特性分析のやり方
 ・テーマ評価、中止・撤退基準設定のための事業特性分析の使い方
 ・競争優位戦略、マーケティング戦略立案のための事業特性分析の使い方

3.一般的な評価の枠組みについての考察
 ・一般的な評価の枠組み例
 ・根底にある考え方は“強みを活かして成長分野に参入”
 ・“強みを活かせ”、“成長分野を狙え”が正しいとは限らない理由
 ・新規性の高いテーマは評価できないようにできている
 ・流行のキーワード(DXなど)が目立っているテーマだと好意的にコメントする傾向

4.商品・サービスの価値を顧客はどのように判断するのか
 ・新規事業、新市場が生まれるメカニズム
 ・新規事業開発は“置き換え”市場開発である
 ・3C分析に潜む危険性
 ・顧客の価値判断の心理(価値の種類と大きさ)
 ・基本価値と付加価値と経済的価値に分ける意味

5.商品・サービスの価値を顧客はどのように判断するのか
 ・顧客の価値判断のメカニズム
 ・顧客価値を構造的に捉えて整理する
 ・基本価値と付加価値と経済的価値に分ける意味
 ・意味のある価値の差別化の見つけ方

6.ビジネスモデルの体系
 ・顧客ターゲットを決める前に重要な項目がある
 ・分かりやすいビジネスモデルの体系
 ・もっとも重要な基本モデルの解説

7.新規事業評価の実践的ロジック(ロジカル・スクリーニング)
 ・新規事業に必要なロジカル思考とは
 ・人はどのように商品を選択するのか
 ・新規事業評価のロジック(ビジネスモデルの評価の体系と順序と項目)
 ・新規事業評価のための事業の特性分類
 ・事業特性別の顧客価値の相対的評価の進め方
 ・新規事業評価の5つの評価ブロック
  ①商品力評価のポイント(顧客に選ばれる商品・サービスなのか)
  ②戦略力評価のポイント(価格設定は、コア機能は、競争優位策は)
  ③実行力評価のポイント(実行できる体制は十分か)
  ④事業性評価のポイント(目標の需要ポテンシャルはあるのか)
  ⑤リスクの許容度と未来リスクの評価
 ・ロジックの限界を知る(ロジックがすべてではない)

8.新規事業推進のロジカルマネジメント
 ・新規事業開発のプロセスの整備
 ・新規事業テーマの探索企画の進め方手法と各々の特徴
 ・企画立案段階におけるフェイズ毎のマネジメントのポイント
 ・進捗状況に応じた推進体制の変化
 ・需要予測が難しい理由の本質
 ・中止、撤退基準の作り方

9.まとめ

10.質疑応答/名刺交換


■講 師:
株式会社リーディング・イノベーション 代表取締役社長
新規事業開発上級職人
芦澤 誉三(あしざわ よしぞう) 氏
1982年 早稲田大学理工学部卒業。石油開発のエンジニアリン
グ会社を経て、日本能率協会コンサルティングに入社し、約14年
間、新規事業開発、及びマーケティング関連のコンサルティングを
行なう。その後、一部上場メーカーにて年俸契約社員として新規事
業開発、及び育成業務に携わり、別会社として独立し取締役に就
任。現在、(株)リーディング・イノベーションの代表取締役/シ
ニア・コンサルタントとして、大手・中堅の新規事業開発、研究所
発の新規事業開発、フュージョンベンチャーの創出など、新規事業
プロデュースの支援を行なっている。
【主な著書・論文】「事業化プロデューサー養成講座」明日香出版
社/「ビジネスレイヤー別新規事業開発実践ガイド」企業研究会/
「新規事業に立ちはだかる壁に挑む(16回連載)」(ビジネスリ
サーチ)企業研究会/「顧客満足を先取りする“提案開発アプロー
チ”」(ダイヤモンド・ハーバード・ビジネス)ダイヤモンド社他
多数


主催者 株式会社新社会システム総合研究所
開催日時 2024年4月15日(月)

13:00~17:00

会 場 東京:SSK セミナールーム
港区西新橋2-6-2 ザイマックス西新橋ビル4F

【交通アクセス】
●JR新橋駅より徒歩5分[烏森口]
●東京メトロ
 虎ノ門駅より徒歩7分[1番出口](銀座線)
 霞ヶ関駅より徒歩11分[C3出口](千代田線、日比谷線、丸の
内線)
●都営地下鉄
 内幸町駅より徒歩3分[A3出口](三田線)
●タクシー 東京駅から約20分
●バス「西新橋2丁目」または「虎ノ門1」より徒歩4分
受講料 33,440円
※同一団体より複数ご参加の場合、2人目以降 27,500円
※価格は税込です

事前に、セミナー講師へのご期待、ご要望、ご質問をお受けしてお
ります。
可能な限り講義に盛り込んでいただきますので
お申込フォームの質問欄を是非ご活用ください。

■ライブ配信について
<1>Zoomにてライブ配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ視聴用URLと
ID・PASSを開催前日までにお送り致しますので、開催日時にZoomへ
ご参加ください。

■アーカイブ配信について
<1>開催日より3〜5営業日後を目安にVimeoにて配信致しま
す。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ収録動画配信
のご用意ができ次第、視聴用URLをお送り致します。
<3>動画は公開日より2週間、何度でもご都合の良い時間にご視
聴頂けます。

※会場又はライブ配信受講者様で、アーカイブ配信もご希望の場合
は追加料金11,000円(税込)で承ります。
ご希望の場合は備考欄に「アーカイブ配信追加受講希望」とご記入
ください。

問い合わせ先
住 所〒105-0003
東京都港区西新橋2-6-2 ザイマックス西新橋ビル4F
企業/団体名株式会社新社会システム総合研究所
担当部署/担当者担当部署:担当者:
TEL/FAXTEL:03-5532-8850FAX:03-5532-8851
Emailaginfo@ssk21.co.jp
URLhttp://www.ssk21.co.jp