ドローンの災害活用の最前線
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■重点講義内容■

Ⅰ.ドローン災害活用の課題と将来像

東京大学 名誉教授/
未来ビジョン研究センター 特任教授
鈴木 真二(すずき しんじ) 氏

13:00~13:40

災害時のドローンの活用は世界的に広がり、我が国では、令和2年防災基本計画において、無人航空
機を用いた情報収集が新たに追加され、地方公共団体、指定公共機関におけるドローン導入の根拠が
明示されその活用がさらに活発となっている。
ドローンの災害時の利用にあたっては、災害対策本部において従来の航空機に加え、ドローンの空域
調整と電波調整、また災害に特化した利用技術研究開発が必要となっている。ここでは、そうした課
題と将来像を展望したい。

1.レベル4に向けた制度設計の動向
2.災害時のドローン活用の現状
3.災害時のドローン空域調整・電波調整
4.災害時のドローン・リモート技術の研究開発
5.質疑応答/名刺交換


Ⅱ.ドローンの災害時活用事例に関する調査報告

一般財団法人 製造科学技術センター 
客員研究員 博士(工学)
吉田 利夫(よしだ としお) 氏

13:50~14:30

近年、ドローンの応用が広がっている。災害対応分野においてもドローンの活躍がニュースなどで取
り上げられ、また関連する研究開発報告も多くなっている。先般、東京大学からの依頼で、国内及び
海外各国の災害時のドローン活用事例や研究開発動向について調査を行った。調査の概要を報告する
とともに、ニュースや研究開発の背景、技術要素などについて若干の私見を述べる。

1.国内・海外でのドローンの災害時活用事例
2.国内・海外でのドローンの災害時活用に関する研究開発事例
3.ドローンの災害時活用に関する技術要素などについて
4.質疑応答/名刺交換


Ⅲ.ドローン等を利用した災害マッピング技術の最前線と活用事例

Pix4D株式会社 アカウントエグゼクティブ
脇田 エミリオ和林(わきた えみりおかずき) 氏

14:40~15:20

Pix4Dは、“ドローンで撮影した画像から計測できたら?”という発想のもと、約10年前にスイスで
創設された。現在に至るまで、世界中にオフィスを拡大し、フォトグラメトリー技術を駆使したソフ
トウェアとハードウェアの開発、展開とサポートを行ってきた。フォトグラメトリーとは、ドローン
やモバイルデバイスで撮影された画像を使用して、計測が可能な2Dおよび3Dマップを作成する技術の
こと。これを応用し、Pix4Dでは災害対応や一刻を争う救助業務のためのソリューションも開発して
いる。今回のプレゼンテーションでは、フォトグラメトリー技術を利用した災害対応ソリューション
を実際の活用事例とともに紹介する。

1.従来の災害現場把握の課題
2.フォトグラメトリー技術とは
3.フォトグラメトリー技術を活用した災害対応ソリューション
4.事例紹介
5.課題と目指すべき姿
6.質疑応答/名刺交換

Ⅳ.熱海土砂災害から学ぶ 長距離無人航空機を活用した災害対策の未来

株式会社テラ・ラボ 代表取締役
松浦 孝英(まつうら たかひで) 氏

15:30~16:10

2019年創業のテラ・ラボ(本社:愛知県春日井市)は、昨秋から、福島県南相馬市に研究拠
点“TERRA LABO Fukushima”を置き、長距離無人航空機を活用した災害対策DXの事業化・実用化を目
指して、研究開発を進めている。テラ・ラボはこれまでにも、地震や台風などの大規模災害発生時
に、当社の航空リモートセンシング(LiDAR測量等)技術を応用し、被災前と比較した現況(住宅、
河川、道路状況等の変化)が一目で分かる3次元地図「共通状況図(COP:Common Operational
Picture)」を作成し、自治体をはじめとする各関係機関へ提供するなどの社会実験を行なってい
る。2021年7月、熱海市で発生した土砂災害現場では、発災直後にドローンやヘリコプターによる情
報収集を行い、共通状況図をいち早く作成。防災科研や内閣府、災害対策本部へ提供し、救助活動等
の現場で活用された。
本講演では、全国も注目した熱海土砂災害から学んだことをテーマに、今後、テラ・ラボが取り組む
長距離無人航空機や衛星などを活用した災害対策の在り方や未来、今後の課題について展開してい
く。

1.ドローンによる情報収集解析
2.航空機による情報取集解析との違い
3.クラウドGISの活用による共通状況図の利活用
4.テラ・ラボが目指す災害対策DX
5.質疑応答/名刺交換


Ⅴ.熊本地震、令和2年7月豪雨 現地ドローンパイロットが感じた課題と展望

一般社団法人救急医療・災害対応無人機等
自動支援システム活用推進協議会 理事長
稲田 悠樹(いなだ ゆうき) 氏

16:20~17:00

2度の大規模災害に見舞われた熊本県。現地でのドローン活用と、自治体等での対策について、現地
目線で課題と望まれる対策について。

1.被災したら自分と周りがどうなるのか
2.災害をフェーズで分ける
3.平時活用していないものは現地で使われない
4.想定外が当たり前、人の知恵で乗り越えるための組み合わせ
5.質疑応答/名刺交換

■主催公益財団法人 原総合知的通信システム基金
[事務局](株)新社会システム総合研究所

■講 師:


主催者 株式会社新社会システム総合研究所
開催日時 2022年6月28日(火)

13:00~17:00

会 場 オンライン:紀尾井フォーラム
東京都千代田区紀尾井町4-1 ニューオータニガーデンコート1F

【交通アクセス】
●地下鉄丸の内線・銀座線「赤坂見附駅」下車 D.紀尾井町口
●地下鉄半蔵門線「永田町駅」下車 7番出口
●地下鉄有楽町線「麹町駅」下車 2番出口
●地下鉄丸の内線・南北線「四ッ谷駅」下車
●JR「四ッ谷駅」下車 麹町口
受講料 27,500円
※価格は税込です

事前に、セミナー講師へのご期待、ご要望、ご質問をお受けしてお
ります。
可能な限り講義に盛り込んでいただきますので
お申込フォームの質問欄を是非ご活用ください。

■ライブ配信について
<1>Zoomにてライブ配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ視聴用URLと
ID・PASSを開催前日までにお送り致しますので、開催日時にZoomへ
ご参加ください。

■アーカイブ配信について
<1>開催日より3〜5営業日後を目安にVimeoにて配信致しま
す。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ収録動画配信
のご用意ができ次第、視聴用URLをお送り致します。
<3>動画は公開日より2週間、何度でもご都合の良い時間にご視
聴頂けます。

※会場又はライブ配信受講者様で、アーカイブ配信もご希望の場合
は追加料金11,000円(税込)で承ります。
ご希望の場合は備考欄に「アーカイブ配信追加受講希望」と記入く
ださい。

問い合わせ先
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東京都港区西新橋2-6-2 ザイマックス西新橋ビル4F
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